AIで削減できる割合が30%の業務14件|回収期間と、割合が下がったときの試算

掲載データの確認日 2026/10/16

100使い道を同じ条件でそろえています

削減できる割合が30%の業務のイメージ

在庫・発注

削減できる割合が30%の業務

業務
14件
2か月以内に回収
3件
月の差引の合計
144,510円
削減の割合で並べる

当サイトの見積もりで、AIを入れると作業時間の30%を減らせるとした業務です。全部で14件。当サイトの前提では、3件が2か月以内に元が取れる計算です。自社の数字で計算し直し、前提が外れたときの数字まで出して、稟議に使える形にします。

ROI計算機で、自社の回収期間を出す

契約書の論点を抜き出すを例に、当サイトの前提を入れてあります。自社の回数・時間・時給に置き換えると、その場で回収期間が出ます。結果は稟議に貼れる形でコピーできます。

契約書の論点を抜き出すのROIを、自社の数字で計算する

下の数字は当サイトが置いた前提です。自社の数字に置き換えると、その場で計算し直します。いちばん効くのは月の回数です。

いまの月の作業時間—
削減できる時間—
時間の価値(月)—
月の差引—
単純回収期間—
1年目の差引—

—

稟議に貼る形でコピーする

浮いた時間は、そのままでは費用削減になりません。人を減らさないかぎり人件費は変わりません。浮いた時間で何をするかを先に決めてから稟議に出してください。決めずに出すと、半年後の振り返りで説明できなくなります。

元が取れるまでの早い順

当サイトの前提で計算した結果です。いちばん効くのは月の回数なので、自社の回数で計算し直してから判断してください。

業務元が取れるまで月の差引1年目の差引
契約書の論点を抜き出す2か月22,000円224,000円
意思決定の材料を並べる2か月17,200円176,400円
出典をたどって裏を取る2か月11,200円114,400円
契約更新の材料を並べる3か月16,000円152,000円
集計の定義を洗い出す3か月15,000円140,000円
売上の予測を出す5か月11,800円91,600円
顧客の解約の予兆を出す5か月11,280円85,360円
棚卸しの差異を絞る5か月10,400円74,800円
資料の数字を検算する5か月8,500円62,000円
発注量の案を出す6か月6,700円40,400円
応募書類を条件で絞る8か月4,080円18,960円
社員からの相談を分類する11か月2,750円3,000円
仕訳を起こす13か月4,800円–2,400円
在庫を読み取って記録する22か月2,800円–26,400円

前提が外れたときの回収

稟議で必ず聞かれるのは「前提が外れたらどうなるか」です。月の回数が半分のときと、削減できる割合が15ポイント低いときを、同じ式で計算し直しました(当サイト試算)。

業務当サイトの前提回数が半分削減が15ポイント低い
契約書の論点を抜き出す2か月5か月5か月
意思決定の材料を並べる2か月7か月7か月
出典をたどって裏を取る2か月13か月13か月
契約更新の材料を並べる3か月8か月8か月
集計の定義を洗い出す3か月7か月7か月
売上の予測を出す5か月15か月15か月
顧客の解約の予兆を出す5か月19か月19か月
棚卸しの差異を絞る5か月16か月16か月
資料の数字を検算する5か月23か月23か月
発注量の案を出す6か月48か月48か月
応募書類を条件で絞る8か月回収できない回収できない
社員からの相談を分類する11か月回収できない回収できない

4件は、回数が半分になると元が取れなくなります。回数の見込みを先に確かめてください。

時給で変わる回収

同じ時間が浮いても、その業務をしている人の時給で価値が変わります。時給を1,500円と3,000円に置き換えて計算し直しました(当サイト試算)。

業務当サイトの前提時給1,500円なら時給3,000円なら
契約書の論点を抜き出す2か月(時給4,500円)10か月4か月
意思決定の材料を並べる2か月(時給3,500円)11か月3か月
出典をたどって裏を取る2か月(時給3,200円)20か月2か月
契約更新の材料を並べる3か月(時給3,500円)10か月4か月
集計の定義を洗い出す3か月(時給3,000円)7か月3か月
売上の予測を出す5か月(時給3,500円)23か月6か月
顧客の解約の予兆を出す5か月(時給3,200円)24か月5か月
棚卸しの差異を絞る5か月(時給2,400円)10か月4か月
資料の数字を検算する5か月(時給3,000円)23か月5か月
発注量の案を出す6か月(時給2,600円)23か月5か月
応募書類を条件で絞る8か月(時給2,800円)回収できない7か月
社員からの相談を分類する11か月(時給3,000円)回収できない11か月

1年目に出ていく額と、浮く時間の価値

稟議では効果より先に「いくら出ていくか」を聞かれます。1年目に出ていく額と、浮く時間を円に直した額を並べました(当サイト試算)。

業務1年目に出ていく額浮く時間の価値(1年)月に浮く時間
契約書の論点を抜き出す100,000円324,000円6時間
意思決定の材料を並べる126,000円302,400円7.2時間
出典をたどって裏を取る116,000円230,400円6時間
契約更新の材料を並べる100,000円252,000円6時間
集計の定義を洗い出す76,000円216,000円6時間
売上の予測を出す110,000円201,600円4.8時間
顧客の解約の予兆を出す122,000円207,360円5.4時間
棚卸しの差異を絞る98,000円172,800円6時間
資料の数字を検算する100,000円162,000円4.5時間
発注量の案を出す100,000円140,400円4.5時間
応募書類を条件で絞る102,000円120,960円3.6時間
社員からの相談を分類する78,000円81,000円2.3時間
仕訳を起こす132,000円129,600円4.5時間
在庫を読み取って記録する156,000円129,600円6時間

業務ごとの前提と結果

契約書の論点を抜き出す

  • 前提:1人で月8回、1回150分、時給4,500円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額5,000円、初期費用40,000円
  • 結果:月に浮く時間6時間、月の差引22,000円、元が取れるまで2か月
  • この数字が成り立つ条件:最後は人が原文を読む

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

意思決定の材料を並べる

  • 前提:2人で月12回、1回120分、時給3,500円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額8,000円、初期費用30,000円
  • 結果:月に浮く時間7.2時間、月の差引17,200円、元が取れるまで2か月
  • この数字が成り立つ条件:判断そのものは人がやる

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

出典をたどって裏を取る

  • 前提:2人で月20回、1回60分、時給3,200円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額8,000円、初期費用20,000円
  • 結果:月に浮く時間6時間、月の差引11,200円、元が取れるまで2か月
  • この数字が成り立つ条件:必ず原典を開いて確かめる

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

契約更新の材料を並べる

  • 前提:1人で月10回、1回120分、時給3,500円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額5,000円、初期費用40,000円
  • 結果:月に浮く時間6時間、月の差引16,000円、元が取れるまで3か月
  • この数字が成り立つ条件:続けるかは人が決める

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

集計の定義を洗い出す

  • 前提:1人で月1回、1回1200分、時給3,000円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額3,000円、初期費用40,000円
  • 結果:月に浮く時間6時間、月の差引15,000円、元が取れるまで3か月
  • この数字が成り立つ条件:正しい定義を人が決める

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

売上の予測を出す

  • 前提:1人で月4回、1回240分、時給3,500円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額5,000円、初期費用50,000円
  • 結果:月に浮く時間4.8時間、月の差引11,800円、元が取れるまで5か月
  • この数字が成り立つ条件:事情を人が足す

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

顧客の解約の予兆を出す

  • 前提:1人で月12回、1回90分、時給3,200円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額6,000円、初期費用50,000円
  • 結果:月に浮く時間5.4時間、月の差引11,280円、元が取れるまで5か月
  • この数字が成り立つ条件:関係性の判断は人がやる

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

棚卸しの差異を絞る

  • 前提:1人で月1回、1回1200分、時給2,400円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額4,000円、初期費用50,000円
  • 結果:月に浮く時間6時間、月の差引10,400円、元が取れるまで5か月
  • この数字が成り立つ条件:原因の特定は人がやる

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

資料の数字を検算する

  • 前提:1人で月30回、1回30分、時給3,000円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額5,000円、初期費用40,000円
  • 結果:月に浮く時間4.5時間、月の差引8,500円、元が取れるまで5か月
  • この数字が成り立つ条件:原因の特定は人がやる

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

発注量の案を出す

  • 前提:1人で月30回、1回30分、時給2,600円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額5,000円、初期費用40,000円
  • 結果:月に浮く時間4.5時間、月の差引6,700円、元が取れるまで6か月
  • この数字が成り立つ条件:季節や特需を人が足す

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

応募書類を条件で絞る

  • 前提:2人で月3回、1回240分、時給2,800円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額6,000円、初期費用30,000円
  • 結果:月に浮く時間3.6時間、月の差引4,080円、元が取れるまで8か月
  • この数字が成り立つ条件:落とす条件を人が先に決めている

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

社員からの相談を分類する

  • 前提:1人で月30回、1回15分、時給3,000円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額4,000円、初期費用30,000円
  • 結果:月に浮く時間2.3時間、月の差引2,750円、元が取れるまで11か月
  • この数字が成り立つ条件:個別対応は人がやる

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

仕訳を起こす

  • 前提:1人で月300回、1回3分、時給2,400円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額6,000円、初期費用60,000円
  • 結果:月に浮く時間4.5時間、月の差引4,800円、元が取れるまで13か月
  • この数字が成り立つ条件:科目の最終判断を人がやる

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

在庫を読み取って記録する

  • 前提:2人で月60回、1回20分、時給1,800円、削減できる割合30%
  • 費用:AIの月額8,000円、初期費用60,000円
  • 結果:月に浮く時間6時間、月の差引2,800円、元が取れるまで22か月
  • この数字が成り立つ条件:数える場所の条件が安定している

回収の計算・費用・浮く時間の内訳・稟議の書き方

稟議に貼る文面

数字は計算機の結果に置き換えて使います。前提と、前提が外れたときの数字を並べて書くと、差し戻されにくくなります。

契約書の論点を抜き出すの稟議に貼る文面
【件名】「契約書の論点を抜き出す」へのAI導入

【目的】[浮いた時間で何をするか。人を減らすのか、別の仕事に回すのか]

【前提】
・対象:1人/月8回/1回150分/時給4,500円
・削減できる割合:30%(当サイトの見積もり。試用で実測に置き換える)

【費用】
・月額:5,000円 ・初期費用:40,000円(設定と、使う人に教える時間)

【効果】
・月に浮く時間:6時間 ・月の差引:22,000円
・元が取れるまで:2か月 ・1年目の差引:224,000円

【前提が外れたとき】
・月の回数が半分なら、元が取れるまで5か月
・この数字が成り立つ条件:最後は人が原文を読む

【試用と見直し】[1か月試して実測を取り、[ ]月に続けるか判断する]

浮いた時間の使い道を先に決める

浮いた時間の使い道を決める0 / 4 確認ずみ

浮いた時間は、そのままでは費用削減になりません。何に使うかを決めてから稟議に出します。

この業務に要る道具(業務の自動化)

この業務で要るのは「業務の自動化」の道具です。当サイトに載せている13件から、月額・日本語・無料枠の違いで3件を選びました。

道具なぜ候補か月額(1人)10人で1年
Make有料の月額がいちばん安い0〜1,400円168,000円
Notion AI日本語の扱いが手厚い1,500〜1,500円180,000円
IFTTT無料で試してから決められる0〜1,500円180,000円

Make(有料の月額がいちばん安い)

Makeの「連携自動化」の道具で、日本語は一部だけ。無料枠あり、有料は月0〜1,400円(1人)です。

Notion AI(日本語の扱いが手厚い)

Notionの「ドキュメント」の道具で、日本語の画面と案内がそろっている。有料のみ、有料は月1,500〜1,500円(1人)です。

IFTTT(無料で試してから決められる)

IFTTTの「連携自動化」の道具で、日本語は一部だけ。無料枠あり、有料は月0〜1,500円(1人)です。

月額は提供元の公表価格で、10人で1年は月額の上限×10人×12か月で出しています。値引き・年契約は含みません。

「業務の自動化」の道具を並べる

道具月額(1人)10人で1年日本語
Make0〜1,400円168,000円日本語△
Notion AI1,500〜1,500円180,000円日本語◎
IFTTT0〜1,500円180,000円日本語△
Coze0〜1,500円180,000円日本語○
Power Automate0〜2,100円252,000円日本語○
Zapier0〜3,000円360,000円日本語△
Gemini for Workspace3,400〜3,400円408,000円日本語○
n8n0〜3,600円432,000円日本語△
UiPath0〜4,200円504,000円日本語◎
miibo0〜4,900円588,000円日本語◎
Manus0〜5,500円660,000円日本語○
Dify0〜8,000円960,000円日本語○
Copilot Studio0〜33,000円3,960,000円日本語○

「業務の自動化」の道具を5人〜100人で比べる

削減できる割合が30%の業務についてよくある質問

当サイトの前提は、どこから来ていますか?

回数・時間・時給・削減できる割合は、当サイトが業務ごとに置いた見積もりです。実測ではありません。だから計算機で、自社の数字に置き換えてから使ってください。

いちばん効く数字はどれですか?

月の回数です。回数が半分になると浮く時間も半分になりますが、月額は変わらないので、月の差引は半分より大きく減ります。回収が倍では済まない業務もあるので、上の「前提が外れたとき」の表で確かめてください。

初期費用には何が入っていますか?

設定の手間と、使う人に教える時間を円に直したものです。外部に頼む場合はその見積もりに置き換えてください。

次にやること

  • 自社の回数を数える
    先月、その業務を何回やったかを数えます。計算機でいちばん効く数字です。
  • 計算機に入れる
    回数・時間・時給を置き換えて、回収期間を出します。
    契約書の論点を抜き出す
  • 1か月だけ試して測る
    削減できた割合を実測に置き換えてから、稟議を出します。