社内手続き
社内手続きの業務
- 業務
- 10件
- 2か月以内に回収
- 5件
- 月の差引の合計
- 136,940円
社内手続きの業務にAIを入れたとき、何か月で元が取れるかを並べました。全部で10件。当サイトの前提では、5件が2か月以内に元が取れる計算です。自社の数字で計算し直し、前提が外れたときの数字まで出して、稟議に使える形にします。
ROI計算機で、自社の回収期間を出す
申請書の下書きを作るを例に、当サイトの前提を入れてあります。自社の回数・時間・時給に置き換えると、その場で回収期間が出ます。結果は稟議に貼れる形でコピーできます。
下の数字は当サイトが置いた前提です。自社の数字に置き換えると、その場で計算し直します。いちばん効くのは月の回数です。
—
浮いた時間は、そのままでは費用削減になりません。人を減らさないかぎり人件費は変わりません。浮いた時間で何をするかを先に決めてから稟議に出してください。決めずに出すと、半年後の振り返りで説明できなくなります。
元が取れるまでの早い順
当サイトの前提で計算した結果です。いちばん効くのは月の回数なので、自社の回数で計算し直してから判断してください。
| 業務 | 元が取れるまで | 月の差引 | 1年目の差引 |
|---|---|---|---|
| 申請書の下書きを作る | 1か月 | 14,400円 | 162,800円 |
| 新しい道具の使い方を調べる | 1か月 | 11,800円 | 131,600円 |
| 手順書を洗い出す | 2か月 | 22,200円 | 226,400円 |
| 契約書の論点を抜き出す | 2か月 | 22,000円 | 224,000円 |
| 社内ヘルプデスクの質問に答える | 2か月 | 17,400円 | 178,800円 |
| 社内システムの操作手順を残す | 3か月 | 13,280円 | 129,360円 |
| 手順書を最新の状態にする | 3か月 | 12,200円 | 116,400円 |
| 社内用語のゆれを直す | 3か月 | 9,960円 | 99,520円 |
| 規程についての問い合わせに答える | 5か月 | 6,850円 | 52,200円 |
| 申請の内容を確かめる | 5か月 | 6,850円 | 52,200円 |
前提が外れたときの回収
稟議で必ず聞かれるのは「前提が外れたらどうなるか」です。月の回数が半分のときと、削減できる割合が15ポイント低いときを、同じ式で計算し直しました(当サイト試算)。
| 業務 | 当サイトの前提 | 回数が半分 | 削減が15ポイント低い |
|---|---|---|---|
| 申請書の下書きを作る | 1か月 | 9か月 | 2か月 |
| 新しい道具の使い方を調べる | 1か月 | 8か月 | 2か月 |
| 手順書を洗い出す | 2か月 | 5か月 | 3か月 |
| 契約書の論点を抜き出す | 2か月 | 5か月 | 5か月 |
| 社内ヘルプデスクの質問に答える | 2か月 | 8か月 | 4か月 |
| 社内システムの操作手順を残す | 3か月 | 7か月 | 4か月 |
| 手順書を最新の状態にする | 3か月 | 8か月 | 5か月 |
| 社内用語のゆれを直す | 3か月 | 6か月 | 4か月 |
| 規程についての問い合わせに答える | 5か月 | 回収できない | 16か月 |
| 申請の内容を確かめる | 5か月 | 回収できない | 16か月 |
2件は、回数が半分になると元が取れなくなります。回数の見込みを先に確かめてください。
時給で変わる回収
同じ時間が浮いても、その業務をしている人の時給で価値が変わります。時給を1,500円と3,000円に置き換えて計算し直しました(当サイト試算)。
| 業務 | 当サイトの前提 | 時給1,500円なら | 時給3,000円なら |
|---|---|---|---|
| 申請書の下書きを作る | 1か月(時給2,200円) | 2か月 | 1か月 |
| 新しい道具の使い方を調べる | 1か月(時給2,600円) | 4か月 | 1か月 |
| 手順書を洗い出す | 2か月(時給2,800円) | 4か月 | 2か月 |
| 契約書の論点を抜き出す | 2か月(時給4,500円) | 10か月 | 4か月 |
| 社内ヘルプデスクの質問に答える | 2か月(時給2,200円) | 4か月 | 2か月 |
| 社内システムの操作手順を残す | 3か月(時給2,400円) | 5か月 | 2か月 |
| 手順書を最新の状態にする | 3か月(時給2,400円) | 5か月 | 2か月 |
| 社内用語のゆれを直す | 3か月(時給2,400円) | 4か月 | 2か月 |
| 規程についての問い合わせに答える | 5か月(時給2,200円) | 15か月 | 3か月 |
| 申請の内容を確かめる | 5か月(時給2,200円) | 15か月 | 3か月 |
1年目に出ていく額と、浮く時間の価値
稟議では効果より先に「いくら出ていくか」を聞かれます。1年目に出ていく額と、浮く時間を円に直した額を並べました(当サイト試算)。
| 業務 | 1年目に出ていく額 | 浮く時間の価値(1年) | 月に浮く時間 |
|---|---|---|---|
| 申請書の下書きを作る | 154,000円 | 316,800円 | 12時間 |
| 新しい道具の使い方を調べる | 118,000円 | 249,600円 | 8時間 |
| 手順書を洗い出す | 76,000円 | 302,400円 | 9時間 |
| 契約書の論点を抜き出す | 100,000円 | 324,000円 | 6時間 |
| 社内ヘルプデスクの質問に答える | 138,000円 | 316,800円 | 12時間 |
| 社内システムの操作手順を残す | 78,000円 | 207,360円 | 7.2時間 |
| 手順書を最新の状態にする | 78,000円 | 194,400円 | 6.8時間 |
| 社内用語のゆれを直す | 56,000円 | 155,520円 | 5.4時間 |
| 規程についての問い合わせに答える | 126,000円 | 178,200円 | 6.8時間 |
| 申請の内容を確かめる | 126,000円 | 178,200円 | 6.8時間 |
業務ごとの前提と結果
申請書の下書きを作る
- 前提:4人で月60回、1回20分、時給2,200円、削減できる割合60%
- 費用:AIの月額12,000円、初期費用10,000円
- 結果:月に浮く時間12時間、月の差引14,400円、元が取れるまで1か月
- この数字が成り立つ条件:数字の裏取りを人がやる
新しい道具の使い方を調べる
- 前提:3人で月40回、1回20分、時給2,600円、削減できる割合60%
- 費用:AIの月額9,000円、初期費用10,000円
- 結果:月に浮く時間8時間、月の差引11,800円、元が取れるまで1か月
- この数字が成り立つ条件:公式のマニュアルを併読する
手順書を洗い出す
- 前提:1人で月2回、1回600分、時給2,800円、削減できる割合45%
- 費用:AIの月額3,000円、初期費用40,000円
- 結果:月に浮く時間9時間、月の差引22,200円、元が取れるまで2か月
- この数字が成り立つ条件:実態と突き合わせる
契約書の論点を抜き出す
- 前提:1人で月8回、1回150分、時給4,500円、削減できる割合30%
- 費用:AIの月額5,000円、初期費用40,000円
- 結果:月に浮く時間6時間、月の差引22,000円、元が取れるまで2か月
- この数字が成り立つ条件:最後は人が原文を読む
社内ヘルプデスクの質問に答える
- 前提:3人で月200回、1回8分、時給2,200円、削減できる割合45%
- 費用:AIの月額9,000円、初期費用30,000円
- 結果:月に浮く時間12時間、月の差引17,400円、元が取れるまで2か月
- この数字が成り立つ条件:過去のやり取りが検索できる
社内システムの操作手順を残す
- 前提:1人で月8回、1回120分、時給2,400円、削減できる割合45%
- 費用:AIの月額4,000円、初期費用30,000円
- 結果:月に浮く時間7.2時間、月の差引13,280円、元が取れるまで3か月
- この数字が成り立つ条件:エラー時の手順を人が足す
手順書を最新の状態にする
- 前提:1人で月10回、1回90分、時給2,400円、削減できる割合45%
- 費用:AIの月額4,000円、初期費用30,000円
- 結果:月に浮く時間6.8時間、月の差引12,200円、元が取れるまで3か月
- この数字が成り立つ条件:変更点が記録されている
社内用語のゆれを直す
- 前提:1人で月4回、1回180分、時給2,400円、削減できる割合45%
- 費用:AIの月額3,000円、初期費用20,000円
- 結果:月に浮く時間5.4時間、月の差引9,960円、元が取れるまで3か月
- この数字が成り立つ条件:正しい語が決まっている
規程についての問い合わせに答える
- 前提:2人で月60回、1回15分、時給2,200円、削減できる割合45%
- 費用:AIの月額8,000円、初期費用30,000円
- 結果:月に浮く時間6.8時間、月の差引6,850円、元が取れるまで5か月
- この数字が成り立つ条件:規程が文書として揃っている
申請の内容を確かめる
- 前提:2人で月150回、1回6分、時給2,200円、削減できる割合45%
- 費用:AIの月額8,000円、初期費用30,000円
- 結果:月に浮く時間6.8時間、月の差引6,850円、元が取れるまで5か月
- この数字が成り立つ条件:承認の条件が明文化されている
稟議に貼る文面
数字は計算機の結果に置き換えて使います。前提と、前提が外れたときの数字を並べて書くと、差し戻されにくくなります。
【件名】「申請書の下書きを作る」へのAI導入 【目的】[浮いた時間で何をするか。人を減らすのか、別の仕事に回すのか] 【前提】 ・対象:4人/月60回/1回20分/時給2,200円 ・削減できる割合:60%(当サイトの見積もり。試用で実測に置き換える) 【費用】 ・月額:12,000円 ・初期費用:10,000円(設定と、使う人に教える時間) 【効果】 ・月に浮く時間:12時間 ・月の差引:14,400円 ・元が取れるまで:1か月 ・1年目の差引:162,800円 【前提が外れたとき】 ・月の回数が半分なら、元が取れるまで9か月 ・この数字が成り立つ条件:数字の裏取りを人がやる 【試用と見直し】[1か月試して実測を取り、[ ]月に続けるか判断する]
浮いた時間の使い道を先に決める
浮いた時間は、そのままでは費用削減になりません。何に使うかを決めてから稟議に出します。
この業務に要る道具(業務の自動化)
この業務で要るのは「業務の自動化」の道具です。当サイトに載せている13件から、月額・日本語・無料枠の違いで3件を選びました。
| 道具 | なぜ候補か | 月額(1人) | 10人で1年 |
|---|---|---|---|
| Make | 有料の月額がいちばん安い | 0〜1,400円 | 168,000円 |
| Notion AI | 日本語の扱いが手厚い | 1,500〜1,500円 | 180,000円 |
| IFTTT | 無料で試してから決められる | 0〜1,500円 | 180,000円 |
Make(有料の月額がいちばん安い)
Makeの「連携自動化」の道具で、日本語は一部だけ。無料枠あり、有料は月0〜1,400円(1人)です。
Notion AI(日本語の扱いが手厚い)
Notionの「ドキュメント」の道具で、日本語の画面と案内がそろっている。有料のみ、有料は月1,500〜1,500円(1人)です。
IFTTT(無料で試してから決められる)
IFTTTの「連携自動化」の道具で、日本語は一部だけ。無料枠あり、有料は月0〜1,500円(1人)です。
月額は提供元の公表価格で、10人で1年は月額の上限×10人×12か月で出しています。値引き・年契約は含みません。
「業務の自動化」の道具を並べる
| 道具 | 月額(1人) | 10人で1年 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| Make | 0〜1,400円 | 168,000円 | 日本語△ |
| Notion AI | 1,500〜1,500円 | 180,000円 | 日本語◎ |
| IFTTT | 0〜1,500円 | 180,000円 | 日本語△ |
| Coze | 0〜1,500円 | 180,000円 | 日本語○ |
| Power Automate | 0〜2,100円 | 252,000円 | 日本語○ |
| Zapier | 0〜3,000円 | 360,000円 | 日本語△ |
| Gemini for Workspace | 3,400〜3,400円 | 408,000円 | 日本語○ |
| n8n | 0〜3,600円 | 432,000円 | 日本語△ |
| UiPath | 0〜4,200円 | 504,000円 | 日本語◎ |
| miibo | 0〜4,900円 | 588,000円 | 日本語◎ |
| Manus | 0〜5,500円 | 660,000円 | 日本語○ |
| Dify | 0〜8,000円 | 960,000円 | 日本語○ |
| Copilot Studio | 0〜33,000円 | 3,960,000円 | 日本語○ |
社内手続きの業務についてよくある質問
当サイトの前提は、どこから来ていますか?
回数・時間・時給・削減できる割合は、当サイトが業務ごとに置いた見積もりです。実測ではありません。だから計算機で、自社の数字に置き換えてから使ってください。
いちばん効く数字はどれですか?
月の回数です。回数が半分になると浮く時間も半分になりますが、月額は変わらないので、月の差引は半分より大きく減ります。回収が倍では済まない業務もあるので、上の「前提が外れたとき」の表で確かめてください。
初期費用には何が入っていますか?
設定の手間と、使う人に教える時間を円に直したものです。外部に頼む場合はその見積もりに置き換えてください。
次にやること
- 自社の回数を数える
先月、その業務を何回やったかを数えます。計算機でいちばん効く数字です。 - 計算機に入れる
回数・時間・時給を置き換えて、回収期間を出します。
申請書の下書きを作る - 1か月だけ試して測る
削減できた割合を実測に置き換えてから、稟議を出します。